幾重にも架かるプリズム 〜Today's me〜
長い長い、夢を見ていた。
とても褒められていて、とても嬉しい。ありがとう。
あまり褒められる事はないため、思わず調子に乗ってしまう。いや、"調子に乗る" というと、語弊が生じる。母親を数十時間にも渡って苦しめ、産声を上げたその瞬間から、調子に乗っていたのかもしれない。
そんな私とって、"調子に乗る" ことは今に始まったことではない。もし調子に乗っているように見えるのであれば、それは君が調子から降りたのだからだと言える。早く調子に乗らないと、とても手が届くような場所じゃないところまでぶっ飛んで行くぞ。置いていかれるな。
くだらない事を抜かすのはここまでにして、今日見た夢の話でもしようと思う。とは言っても、詳しい事まで覚えていない。私は常に現実を直視していて、視界の端で夢を捉えているだけにすぎない。ぼんやりとしか見えていないのだから、一から十まで覚えている訳がない。
一つの光景だけが、とても印象深かった。
虹。あの虹。あれが、五つ程空に架かっていたのだ。あり得ない。二つ重なる虹ですら滅多に見ないのだ。五つ虹が架かるなんて現実にはあり得ない。夢だからあり得る。
私は占いを信じるタイプだ。夢占いというもので、少し調べてみた。
とてもいい傾向らしい。これから毎日虹の夢を見ようと思う。
積極的にコミュニケーションを取るのがいいと書いてあるが、私はシャイである。これを読んでいる人は、私とコミュニケーションを取ってくれると嬉しい。
話は360度変わるが、夢を見ること自体、良いことではないと聞いた。見た。
睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠というものがあって、どっちかが脳も休んでいて、どっちかは脳が休んでいない状態らしい。確かノンレム睡眠が前者だったはずだが、よく覚えていない。
よく霊体験として語られる "金縛り" というものの正体が、レム睡眠状態でのあれこれがどうとからしい。ハッキリ言うが、その辺の事は全然覚えていない。だから、ここで書く事はとても曖昧になる。曖昧模糊というものだ。表面の部分しか書けないが、気になったのであれば調べてみてほしい。まあまあ面白かった気がする。
夢というものは、レム睡眠状態でしか見ないらしい。脳が休んでいない方なのだから、当たり前といえば当たり前なのだが。
その夢を見ている最中、目が醒めることがある。その時に起こるのが金縛りなのだ。いくらレム睡眠だといっても、脳以外は寝ている。仮に脳以外も起きているのであれば、それは睡眠でも何でもない。脳以外が寝ていて、脳は起きている。考える事はできるけど、動く事は出来ない。第三者から見た "水槽の脳" のようなものだと思ったが、なんか違う気がする。まあ手足縛られて猿轡を噛まされている状態だと思えば良い。
どんなに綺麗なお姉さんでも、真っ暗闇に佇んでいればただの不審者だ。それと同じく、夢の一端を真っ暗闇な寝室に映し出しても、ただただ不気味なだけである。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という歌があるように、人は自分の理解の範疇を超えたものに恐怖心を抱く。理解してしまえばなんともないのに。だからこそ、自分の見る夢でさえ、恐れてしまうのではないか。
紆余曲折しておいて申し訳ないが、夢を見ること自体は良いことではない、ということについて書こうと思う。上で書いているようなものだが、夢を見ている間、脳は休まらないからだ。それだけの話。
なんか疲れた。私は自分の考えを言葉にするのが苦手なので、よくわからないことばかり書いてしまった。こういうキャラじゃないのに。やはり、バカみたいな事ばかり言ってるのが性に合っている。
大分(だいぶ)前に学んだ事を、碌に確認せず書いたため、間違っている箇所があるかもしれない。し、なんなら半分くらいは憶測。妄想である。
「嘘くせぇな」と思ったのであれば、自分で調べるのがいいと思う。
「なんだこいつ」と思ったのであれば、私に直接言ってほしい。喧嘩しよう。
こんなんでも読んでくれる人がいることは、とても幸せである。多分なんの得にもならないから、時間の無駄であることは言っておく。だから間違っている事を言っていたとしても、私を責めないでほしい。
明日以降も書くことがないので、頭の隅っこの方で蹲っている、思考実験くんについてでも書こうと思う。興味があったら明日も読んでほしい。
ではさよなら。