夏日を浴びる水飛沫 ~Today's me~

実は、私は泳ぎが得意ではない。自分の短所を曝け出すのはどうかと思ったが、嘘をついてまで隠すことではないと思ったため、ここに書き記そうと思う。まったく泳げないというわけではなく、不格好ながらも25m泳ぎ抜くことが可能ではあるのだが、極力泳ぎたくないのだ。

そんな私の通っている学校では、年に2, 3度水泳の授業が行われる(もちろん夏に)。『学校指定の水着』なるものがあり、水泳の授業に参加する際はその水着を着用しなければならないため、ほとんどの生徒が入学時に購入する。私も例に漏れず購入したのだが、いつの間にか失くしてしまった。おそらく2年前だとは思うが、正確な時期はわからない。

学校指定の水着を失くしてしまって以来、水泳の授業には参加していない。「代わりの水着はないのか」と思うニンゲンもいると思うが、インドア派である私は、中学2年生のころに購入して以来、新しい水着は買っていない。中学3年の夏休みに急激な成長を遂げてしまったため、今現在、着られる水着を所持していないことになる。

去年は1度たりとも参加していないが、最終評価は90点を超えていた。なのであれば、水泳に参加する理由はないではなかろうか。あと10回もない水泳の授業のために水着を買うなんてことしたくない。このまま泳げなくてもいいから水泳したくない。

嫌よ嫌よも好きのうち』というし、もしかしたら私は水泳のことが好きなのかも。なんちゃって。

 

冗談を抜きにしても、もうすぐ20歳になるのだし、嫌なことから逃げてばかりいるのはやめたほうがいいのかもしれない。と思ったこともあるが、かの有名な徳川家康公も敵前逃亡をしたらしいし、そんなに気にすることではないかもしれない。なんなら、うんちを漏らしていない分私の方が偉い。かもしれない。

徳川家康、意外と大したことないのかもしれない。

 

ではさよなら。ばいちゃ!