真っ赤な太陽沈む砂漠 〜Today's me〜

「ツモ、嶺上開花


負け続きである。イライラ。

話は変わるが、海辺に船が泊まってあった。令和の元寇である。

しあわせ島は私の領土(テリトリー)だ。邪魔者は容赦なくお帰りいただかなければならない。というわけで、敵船に乗り込んだ。

「オラオラ!」

そう思いながら中へ入ろうとしたが、どうも入れない。おかしい。

しかし、入れない場所に入ろうとし続けるのはナンセンス。島の探索へと移行する。

化石を掘りながら探索すると、たぬき要塞の前で狐目の男を発見した。つねきちと名乗るらしい。自己紹介が終わるが早いか、絵画を売りつけようとしてくる。私はあまり芸術に関する知識を有していない。それに加えて、つねきちとやらから怪しい匂いがしたため、買うのはよそう、と断ろうとした瞬間、フータ氏が「博物館を増設し絵画を展示したい」と言っていたことを思い出した。いつも化石鑑定してくれているし、ということで、絵画を購入した。その足ですぐフータ氏のもとへ持って行き、プレゼントforフータ氏。喜んでくれた。


二重スリット実験をご存知だろうか。

私は電子かもしれない。この世のどこを探しても敵はいない、と謳っている私だが、母親の前では萎縮してしまう。

(勘違いのないよう付け加えておくと、母親は存命である。この世のどこを探してもいないというわけではない。ただ単に、母親を敵だと認識していないだけである)

とはいえ、この実験は大変高尚なものである。私は表面の部分しか理解していない。資料を読んでいくうち難しくなりそうだったため、序盤で読むのをやめてしまった。俗に言う理解の放棄というものだ。


さよなら。ばいちゃ。