身に沁みるリリシズム 〜Today's me〜
人生は楽ではない。そこが面白い。
この言葉は武者小路実篤氏のものである。
とてもいい言葉だ。少なくとも私はそう思う。
私は楽しいことが好きだ。何よりも優先するほど好きなのだ。
周りの人間からすると、とてもそうは思えないだろうが、私は勉強することが嫌いではない。むしろ、どちらかと言えば好きな部類に入る。
しかし、私はあまり勉強をしない。勉強より楽しいと思っていることがあるからだ。
そも、何を勉強と捉えるかは人による。ある人にはゲームをしているように見えても、当人は勉強していると思っているかもしれない。
「いつまでもスマホを触ってないで、宿題をやれ」
スマホを触っているからと言って、ゲームしているわけではないかもしれない。宿題の中に読書感想文があって、作文用紙に書く前にスマホのメモ機能で下書きを作成しているのかもしれない。
閑話休題。
ここでの "勉強" を、「授業で用いている教科書を読んだり、問題集を解いたりする」ことだけを指すものとする。
眠たい状態で、寝るか寝ないで他の作業をするかを迫られたら、迷わず寝る。
眠たくない状態で、勉強するか寝るかを迫られたら、私は勉強を選ぶ。
勉強するか麻雀するかを迫られたら、私は麻雀を選ぶだろう。
勉強なんてこの程度だ。
そもそも何のために勉強するのか。
勉強すれば知識が増える。しかし、それはゲームや読書も同じだ。
例えば「あつまれ どうぶつの森」をプレイするとしよう。虫、魚、花、恐竜、絵画など、様々な知識を得ることができる。さらに、ローンや株などの仕組みをわかりやすく学ぶこともできる。
例えば麻雀をプレイするとしよう。麻雀から生きる術を学ぶことは出来ないが、「麻雀をプレイ出来る」ことは、誰かとの仲を深めることに繋がる。私は母から「世の中金とコネ」と教えられているため、どんな繋がりも大切にしていこうと思っている。幼少のころから助け合い精神を植え付けられた私は最強。
読書もそう。読むだけで知識が増える。日本語の通じない人が多くなった今、1番必要なのは読書かもしれない。
何をしようが、勉強になる。
ただ、程度がある。
効率的に勉強しなければならない。
とはいえ、勉強しただけでは意味がない。
勉強したことを活かして、これから先の人生をより充実したものにしていかなければならない。
学習する生き物になろう。
ちなみに、今のところ私はなれていない。
さよなら。ばいちゃ。