暑さも寒さも彼岸まで 〜Today's me〜

喉元過ぎれば熱さ忘れる。


私は歌詞を覚えるのが苦手だ。覚えようとしない限り、サビすらまともに覚えられない。ガイドボーカル必須というわけだ。"覚えようとしない限り" と書くと、まるで覚えようとすれば覚えられるかのようだが、別にそんなことはない。いや、覚えられる。歌う時には3割ほど抜けているが、まあある程度は覚えている。"覚える" というのが、100%記憶するという意味であるのなら、歌詞を覚えることは不可能だ。80%以上記憶することを "覚える" というのであれば、歌詞を覚えることが可能だ。定義によりけりなのだ。


ここ最近の私は、記憶する能力が著しく欠如している。これでも小学生の頃は可愛くて頭の良い子だった。しかし今はどうだ。別に頭が良いわけじゃない。むしろまあまあ悪い。そんな可愛い子になってしまった。

なぜ記憶力が落ちたのかを考えると、いつも1つの結論へ辿り着く。それ以外の結論が出ないことから、恐らくそれが答えなのだろう。


話は変わるが、私の母は無情な人間である。無情で、冷酷で、残忍な、そんな母。

昨日、「お前の小さい頃のアルバムみたいなやつ捨てていい?」と聞かれた。いやいやダメ!それを聞いたパパが少し怒っていたのを見逃さなかった。

断捨離の権化である私のママは、すぐ物を捨てる。昨日も私のランドセルを捨てようとしていた。困る。私は物を捨てないタイプであるため、恐らく私のママは私のママではないのだろうと思う。


さよなら。ばいちゃ。