忍び寄る病魔 〜Today's me〜

人間は考える葦である。


例のウイルスが流行り出してはや数ヶ月、相変わらず私は健康で居続けている。

家から出ないが故に、ウイルスに感染する可能性が低い。そのため、多少の油断が生じているのは否定できない。しかし、油断大敵という言葉を知って以来、油断した時ほど気を引き締めるようにしている私は、これからも家から出ないようにしようと思っている。


遠隔授業というものが始まって、ホームルームの数分前まで寝続けるという怠惰な生活を送っているのだが、人として大事なことを忘れてしまいそうになる。その "大事なこと" というのが一体なんなのか、説明することはできない。説明することが出来ない時点で忘れているし、なんなら覚えてすらいなかったのではないかと疑わしくなるが、膨大な知識を擁している私からすると、"人として大事なこと" なんて大した価値はないのだから、仕方ないと言えば仕方のないことであろう。


学習意欲というものを知らない私は、遠隔授業をまともに受けていない。去年1年間かけて予習したため、やらなくても大体わかるのだ。どうだ、優秀だろう?

学校に行かなくても良いという点では、遠隔授業は素晴らしいものだ。しばらく続いてほしい。


ではさよなら。ばいちゃ。