誰も知らぬ冒険の書 〜Today's me〜

テレビを見ていると、UMAを取り上げている番組が流れ始めた。

「ロマンあるなぁ」

なんて思いながら、ありとあらゆる未確認生物をネットで調べていたことを懐かしんだ。


私は、未知なるものにロマンを感じる。

知らないことは怖いことであるが、同時に面白いことでもある。

私は、知らないことを知る悦びを知っている。数年前までは知的好奇心の権化であったのだから、当然といえば当然なのだが。


ネットに浸かっていると、無知な人を叩く人間をよく見かける

「にわか」という言葉を自分勝手に使って、無知を虐げているのだ。

ルーツを辿れば、誰もが無知だった過去を持つ。無知であった頃は、無知でない人に知識を教えてもらっていたはずなのに。人は1人じゃ生きていけないということを知らないのだろうか。


無知は恥じることではない。無知は無恥。なんちゃって。

しかし、誇ることでもない。知識の無い人と知識のある人では、やはり大きな違いがある。

"学問のすゝめ" にも似たようなことを書いていたような気がする。私は無知だから合っているかは知らない。


知らないからこそ面白い。

そう考えられる私には、まだ知的探究心が残っているみたいだ。

この時代では、小さな端末を介して様々な世界を覗ける。いいタイミングで生を受けたものだ。神に感謝。

見聞を広めるという名目のもと、明日もスマホを触り続けようと思う。


ではさよなら。ばいちゃ。